園だよりから【6月】ふたたび船出する中で、「楽しい幼稚園」を目指す
ふたたび船出する中で、「楽しい幼稚園」を目指す
―「続ける」ことを信条にしながら―
園長 橋 本 光 生
四月には、“希望”や“希望の実現”が花言葉のレンギョウが黄色く鮮やかに咲いていて、
まさに希望に胸膨らむ月のはずでしたが、コロナ禍への心配から止む無く休園にし、ふた月。
ようやく自由(自主)登園ながらも南幼稚園に、子供たちの声が帰ってきました。
休園中は、幼稚園ならぬ「おうちえん」で親子の時間を、いっぱい過ごされたことと思います。
次は、「おうち」でやってきたことを、幼稚園で生かす番です。
それでも、しばらくは感染のさらなる収束と第2波を防ぐために、個個人の「努力」が欠かせません。
加えて、「努力し続ける」ことが肝要です。
ところで、この「努力」と「努力し続ける」ことは、不可分の関係にあると言います。
つまり、「努力」とは「努力し続ける」ことであると。
また、「努力」には「才能が要る」とも言い、その「才能」とは、「続けるコツや仕組み」が
自分の中にできていることだそうです。
まわりくどい言い方になりましたが、要は「楽しく思えること。好きになること」が、
続ける“コツ”や“仕組み”であるとのこと。
そこで子供たちには、休園明けだからこそなおのこと、四月と五月分を取り戻すくらいに
「幼稚園が楽しい」「友達と遊ぶのが大好き」と言える幼稚園にしなくてはなりません。
ただの石にしか見えない宝石の原石も、磨き続けることで輝きを得るのです。
この「続ける」を今後も心がけ、教職員一同、再度の船出の中で「楽しい幼稚園」を目指してまいります。
改めて、みなさま方の一層のご理解とご支援をお願いいたします。