茶道体験~万博の茶会~(7月10日・17日)

正客の園長先生にあいさつ「よろしくお願いいたします。」

床の間を拝見しています。

お菓子をいただいています。

茶道菓子~朝顔~

年長組の子供たちは、園内の茶室で茶道体験 ~万博茶会~ をおこないました。

 

目的

1.日本の文化を体験する。

2.基本的な礼儀を習得する

3.思いやりの心を養う

 

まず初めに、茶室の前のつくばいで手の清め方と席入りを見学しました。

そして、実際に子供たちは茶室に入り、扇子を膝の前におき、

「本日はお招きありがとうございます。」

とゆっくり頭をさげ、正客の園長先生と丁寧にあいさつ。

次に、床の間に飾られている掛け軸や花をゆっくり拝見しました。

今回の茶会のテーマは「大阪万博」のため、床の間には地球儀が飾られていて、

自分たちが住んでいる日本は島国であることを、茶道の先生に教えていただきました。

また、茶会のテーマにちなんだ、韓国のお花やインドネシアのお香も飾られていて、

日本の文化を通じて異文化の品々を見たり、お話を聞いたりする機会にもなりました。

続いて、茶道の先生とあいさつをし、お点前を拝見しました。

その後、水屋から茶道菓子が運ばれてきて、自分の前にお菓子が置かれるとお辞儀をし、

隣の友達に

「お先に。」

と一声かけてからいただきました。

お菓子を食べ終わったころ、抹茶も配られ、

「お点前頂戴いたします。」

と茶道菓子をいただくときと同じく、隣の友達に

「お先に。」

と声を掛けてから、抹茶をいただきました。

先生から、

「お菓子のお味はどうでしたか?」

と尋ねられ、

「びっくりするほどおいしかった!」

「ゼリーみたいだった!」

と、子供たちからたくさんの声が聞こえました。

席入りから茶室を出るまでの約30分間、集中力を保ちながら落ち着いた時間を過ごすことができました。

次回の茶道体験は、10月におこなう予定です。