園だよりから【4月 NO.2】「新しい四月、うれしい四月」の中で

「新しい四月、うれしい四月」の中で

                 園長 橋本光生

120名の卒園生を送り出したら、すぐに139名の新入園児を迎え、

総数413名を乗せた“新生南丸”が船出して、早一週間。

子供たちは、次第に幼稚園の生活に慣れて、今日も夢中で園庭を駆け回っています。

そんな子供たちを眺めていると、

『わたしと 小鳥と すずと』

で知られる金子みすずの『四月』という詩が、脳裏をよぎります。    

新しい御本(ごほん)、新しい鞄(かばん)に  新しい葉っぱ、新しい枝に           

新しいお日さま、新しい空に   新しい四月、うれしい四月 

四月は、何もかもが新しい上に、出会いの月でもあるから嬉しいのです。

でも、その前の三月は別れの月でもありました。

お世話になった二人の先生とお別れをして、さびしい気持ちでいたら、

新たに迎えた四人の先生と子供たちはすぐに仲良くなり、

共に「新しい四月、うれしい四月」のまっただ中にいます。