園だよりから【7月 第1号】

       7月 『美しや 雲一つなき 土用空』 小林一茶

                               園長  山岸 一良

                               

7月23日!夏になるとスーパーマーケットの店頭に「土用の丑の日」のキャッチコピーと

共にウナギが並びます。

東京だけでもウナギ料理店は900軒もあるらしいとラジオで話していました。

4月入園式・始業式から3か月を終え、1学期もあとわずかですが、如何でしょうか。

皆様のお子さんは泣いていませんか、オムツは取れましたか、お弁当は残さず食べていますか。

朝の挨拶ができるようになった、園庭で友達と遊んでいる、先生の話を聞けるようになったなど

もっともっとあるかもしれません。

一人一人の成長を感じながら1学期が終えられたら園としてはとてもうれしい限りです。

幼稚園の良さを保育園の良さと比べてみると、少しずつお母さんの手を離れて一人でできることが

多くなってきたと思いませんか。

預かっての保育と違い、手渡しで大好きなお父さん、お母さんと離れ、朝のお着がえ、好きな遊びを始め、

朝の健康観察、みんなで本を読み、テーブルに向かって製作を始める。

こうしてみると3年間で落ち着いて一日を過ごしていくことができる子が育つ、これが幼稚園の良さかもしれません。

絵をかきながら、プールに入りながら、滑り台で遊びながら、自分を作り出していくのでしょう。

おうちのひとが迎えに来た時のニコッとした顔が、その日のまとめかもしれません。

お天気の良い日に保育室を出るとき、振り返ってみてください。

テラスから空を眺めると本当にきれいな青空が広がります。